2013年10月 亘理町荒浜訪問の記録

訪問日:2013年10月6日・7日

 

11月の和光市民まつりの打ち合わせも兼ねて、吉田家と板津で訪問してきました。

 

みなさんお元気そうで、またまたたくさんごちそうになってしまいました。楽しい夜の宴。こちらで開催した5月の樹林ワンパクと、9月の月deわんぱくの報告も、喜んで聞いて下さりました。

 

ただ話を聞くと、現地では変わらず様々な問題を抱えていました。荒浜小学校は、学区内から通っている生徒は2割ほどで、他の生徒はスクールバスを利用しているそうです。また、新入生は14名くらいとのこと。子ども達が帰ってくるためにも、荒浜地域全体の早急な復興が望まれます。しかし現実は、通学路のガードレールは3年経っても落ちたまま、街灯は人のいるところのみ設置されており、帰ってきてもらう体制ではないとのこと。もともと荒浜に住んでいた人を、なにより大事にして復興を進めてほしいところではありますが、行政には行政の復興プランがあり、なかなか折り合いがついていないようです。これに関しては私達にできる事ではないので、正直悔しいところです。また、訪れた仮設住宅では、まだたくさんの方が生活されているようでした。

 

そんな中。行くたびに荒浜のみなさんがおっしゃるのが「忘れられるのが一番辛い」「継続的に思ってくれているのが嬉しい」ということです。震災直後にはたくさんの支援があったけど、今も続いているものはほとんどないとのこと。この言葉を聞くと、小さくてもいいから、樹林ワンパクのイベントをみんなで続けていけるといいなと再確認します。それだけでも「また荒浜に来てよかった」といつも思います。

 

さて、いよいよ11月10日の和光市民まつりでは、今年も荒浜のみなさんに和光市にお越し頂き、一緒に「はらこ飯」を販売します。ぜひみなさん食べに来てください。手伝ってくれる方も募集中です!

 

 

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